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2026年8月

閑話休題 Vol.113「日本舞踊」

今回の絞り込み

1「柳都新潟古町芸妓ものがたり」

2.花柳流(参考:NHKにっぽんの芸能「花柳壽輔の世界」12分DVD

 

〇柳田国男の『日本の祭』での舞い

 

一節に「本来は『たたえごと』と称して神様の大きな力、無始の昔からの里人との因縁、必要ある場合にはいつでも出現なされて、尊い啓示をたまはることを、一同が牢く信じて少しも疑って居りませぬといふ意味などを、心をこめてくり返して語って居るうちに、自然に恍惚として人か神かの境に入っていくのが最初の舞…」

呪術や儀式という神や霊魂のための芸能として成立して、盆踊りとして今日に流行。御霊鎮魂、を目的とする。

 

 「一切の事をすてて申す念仏こそ」一遍(「捨聖」)の思想。

 

〇歴史

 

藤蔭静枝の新舞踏(1917年) 

花柳寿応(二代目輔)のつくった花柳舞踏研究会。

二代目市川猿之助(翁)は、「黒塚」の強力が逃げるときの足取りに、ロシアン・バレエのコサック・ダンスを転用。

六代目尾上菊五郎は、「保名」「藤娘」などで江戸以来連綿と伝わってきた「型」をこわした。

花柳徳兵衛(1908~1968年)の「徳兵衛舞踊団」

尾上菊之丞門下の菊之里は、本名の畑道代で舞踊集団「菊の会」主宰。

ほか中堅、新進による「獅子の会」「くるま座」「舞踊・ひろば」での新作。

 

<舞踊の種類>

三番叟、祝儀物、道成寺物、浅間物、石橋物、道行物、狂乱物、曽我物、変化物、能取り物、双面物、丹前物、風俗舞踊、祭礼物、上方舞

 

<日本舞踊の音楽>三味線音楽

語り物系―浄瑠璃節:義太夫節、豊後節、常磐津節、富本節、清元節、古曲[一中節、河東節、宮薗節、荻江節(唄い物系)]、新内節

唄い物系:長唄、大薩摩、外記節、地唄、端唄、歌沢・小唄、東名節、大和楽、三曲、囃子

 

 

≪「柳都新潟古町芸妓ものがたり」より」≫

 

古町を代表する料亭「鍋茶屋」と「行形亭」 

米や海鮮を扱う豪商がスポンサー。旦那という言葉の語源はサンスクリット語のダーナ。

祇園甲部の正式流派は「京舞井上流」だが、新潟では市山流。

市山流の踊りの特徴は、演目一つひとつが歌舞伎の舞台の一場面、演目を凝縮した「短い演劇」。地方さんの唄や三味線、鼓などに合わせた「無言の一人芝居」(rf.「無声映画」の時代、映画が「活動写真」)。

「日本舞踊は、手足を動かしていなくても、気持ちだけで踊れるのです」市山七十世(現七十郎)

芸妓や舞子が左手で「褄(着物の裾下の部分 )」をもつ「左褄」、「左褄をとる」のが「芸妓になる」

「クラシックバレエはつま先で回り、日本舞踊はかかとで回ります」

日本舞踊、ことに市山流の踊りは役を演じることが核心。合理性を追求しないことが、役の本質に近づき、役になり切る近道。

「花柳界はさ、日本文化の総合芸術なんだわ」(早福岩男)

 

 

≪花柳流について  参考:NHKにっぽんの芸能「花柳壽輔の世界」)≫

 

寛(昭和6年3月22日~ )は、2016年6月に宗家家元の座と「壽輔」の名跡を、花柳流お家騒動裁判の係争中にも関わらず、当時20歳の孫の六代目花柳芳次郎に譲り、2代目花柳壽應を襲名。

 

以下、Wikipediaの引用

 

舞踊家だった西川芳次郎が、師の四代目西川扇蔵の急死によって宗家相続争いで西川流を破門され、「花柳」と改姓し興した。「花柳芳次郎」嘉永2年(1849年)までに花柳流が成立。二代目市川猿之助(初代猿翁)は、「他の流派に比べて細かい間のリズムが重視され、舞よりも踊りを重視している」と解説。

芸能界や政財界を後援につけ、組織を全国に発展。古典舞踊の継承と共に時代に即した新しい舞踊を次々と生み出している。

 

 

花柳流舞踊事件[編集]

1981年に花柳流が起こした訴訟事件で、芸名を不正競争防止法の適用除外とした判例として知られる[6]。花柳流名取事件

花柳流お家騒動[編集]

三代目壽輔の死後、四代目壽輔を誰が襲名するかについて、三代目壽輔から家元の指名を受けたとする貴彦と三代目壽輔の後見人であった五代目芳次郎との間で争いがあったが、結局、五代目芳次郎が四代目壽輔を襲名することとなった。しかし、2013年7月、四代目壽輔が、六代目芳次郎を後継者に指名した上で、2014年4月に貴彦を花柳流から除名したため、貴彦がこの除名処分の有効性をめぐって訴訟を起こした。

「ヴォーカルトレーニングの全て」 Vol.38

〇本物を知る頭のよさ

 

 ポピュラーにおいては、最終的には、本人の判断する能力に負うことになります。そのためには、分野を限らず「一流のもの」にたくさん触れ、「一流のもの」を頭と身体に叩き込んでおかなければなりません。ヴォーカリストは、勘がよくなくてはいけません。これは、学校の成績に表われるような学問や知識のことを言っているのではありません。原始的な本能、つまり人間の本来の生命力に根ざしたパワーにどこまで正直でありえるかという意味です。偽物と本物を区別して、本物を追い求めていかなくてはなりません。それを知る眼、耳が必要です。

 

〇本物のヴォーカリスト成長の軌跡をたどる

 

 ヴォイストレーニングというのは、形から入る部分と身体でわかっていく部分と両方あります。どちらから入ってもよいと思います。ある程度進むと、今度は誰にも頼らず自力でやっていかなくてはなりません。創造の苦しみ、新たなものを生み出す陣痛を恐れてはなりません。

 自分の本能や直観で、これだと思った方向へ試行錯誤を繰り返し、何度も自分で判断して進んでいかなくてはいけないのです。

 

 ヴォイストレーニングを受けなくても、素晴らしいヴォーカリストになった人がいるという事実は、彼らがヴォイストレーナーに頼らなくても、自らの正しい判断で、ものにできる声を身につけることができたということです。あるいは、何かを表現したいという強い衝動のもとに、声が身についてきたわけです。

 「こういう表現をしたいから、こういう声が欲しい」というのが本当のヴォイストレーニングのあり方でしょう。

 もともと、ヴォイストレーニングがあってヴォーカリストがあるのではありません。優れたヴォーカリストの歩んできた道で習得してきた声の段階の軌跡をブレスヴォイストレーニングは追っていく方法をとっているのです。ですから、身体や歌、表現と一体化できるところまで頑張り通さなければ、こういったヴォイストレーニングは何の意味もありません。

 

〇何を、何のため、どう表現したい?

 

 力のあるヴォーカリストは、どこにいて何をしていても、ヴォーカリストです。ステージをしたいからヴォーカリストをやると言うのでは、ただのアイドルの親衛隊みたいなものです。何かをステージで表現したいという人のうち、その方向がある人のみが残っていくのです。

 とすれば、その何かを発見していかなくてはなりません。その1つのヒントが、声そのもののパワーに心身を傾ける「ブレスヴォイストレーニング」なのだと考えてみてください。

 なぜ、1人の人間が何万人もの人間を動かせる声を出せ、感動を与えられるのでしょう。こういうところに素直に感心するところから始めてください。どうしてヴォーカリストになるのか、自分がそういうヴォーカリストになれたら、自分を動かす原動力は何なのかなど、いろいろ考えてください。

 なぜ、何を、どこで、どういうふうに、誰に歌いたいのか。具体的に考えていくと意欲も本能的に刺激されます。外に目を向けるばかりではなく、自分の身体の内に熱い衝動を感じてください。

 

〇自分の血の中に流れているものをつかめ

 

 どこの国にも民族性に根ざしたオリジナリティがあります。エスニック・ブームで、今まで注目されなかった地域の音楽がヒットしています。

 自分の住んでいる「辺境の地」にこそ、新たな創造の余地があるのです。都会の音楽にかぶれて悶々としている人も、ふるさとを振り返ってみてください。

 根のないところから新しいものを作り出すよりも、自分の血の中に何が流れているのかを突き詰めていった方がよいと思います。

 日本の第一線のミュージシャンも、そろそろそれに気がついて、日本の音やアジアの音を探り始めています。また、最近の若い人のバンドの中には、もっと感性的に、日本の音、民謡や雅楽のもつ要素を捉えたものも出てきました。特に、沖縄あたりはうまく発信しつつあります。

 

〇日本を掘り起こし歌い上げる時代に

 

 民謡や雅楽のもつ要素を捉えた音楽は、日本人の音楽的でない発声でも案外と味わいのあるものです。考えてみれば、大漁節を歌うのに、イタリアのベルカント唱法を使うわけがないのです。

 私が「ブレスヴォイストレーニング」で試みてきたことは、欧米のロック・アーティストと日本人のロック・ヴォーカリストとの絶望的な声のパワーと魅力の差を現実的に埋めるための方法です。しかし、応用面で、日本人の発声ということについて、日本の風土や生活、日本人の性格や気質などを肯定した面から、もう一度捉え直しています。

 日本語の発声自体を楽に音楽的に使いやすく変えていくことと、そのための発声トレーニングが必要であるという思いは変わりません。討論や台詞読みから日常生活に至るまで、声に関する啓蒙が必要です。声の芸術である歌をひっさげてヴォーカリストが世界に飛び出すには、根本的に力不足を感じます。

 その上で、その先を見越して日本人や日本の歌についても、これまで以上に考えていかなくてはいけないと、思うようになりました。日本のヴォーカリストをみていると、母国語で歌えないヴォーカリストや生まれた地で根をおろしていないヴォーカリストばかりです。これでよいのだろうかと素朴に考えてしまうのです。

 

〇体力的限界と内なる音楽の不毛が引退理由?

 

 ヴォーカル活動も続けていく意志の力にとどめをさすのは、体力が原因であることが多いようです。ですから、やり続けていく以上、身体は常に人一倍、鍛えておかなくてはなりません。

 それと、音楽がいつまでたっても本当の意味で自分の内なる世界に育たないことも、身を引く大きな原因でしょう。

 「素質がなかった」とか「才能がなかった」というのは、自分で自分に設けた限界です。それを破るために、音楽、身体が必要なことを、もっと自覚すべきでしょう。

 日本では、プロのヴォーカリストとアマチュアとの境界が、あいまいです。そのためか、困ったことに努力を伴わない夢を見続ける人が多いのです。あげくの果てに、中学校や高校を中退したり、家出同然で上京してくる人もいます。そのこと自体がどうだとはいいません。しかし、学校の先生や両親すら自分で説得できないのでは、その先が思いやられるではありませんか。どうやって、何千人もの観客を説得するのでしょうか。

 今は、ハングリーに、やみくもに苦労すれば、生活感が曲に移って、世の中に認められる時代でもないのです。自分たちが楽しくなければ、誰も集まってくれないのです。しっかり生きていなければ、しっかりしたものを伝えることはできないのです。

 

〇飾るか、創り出すか

 

 「へたでもよいからずっと歌い続ける」というのも立派ですが、人前で聞かせる以上、うまくなった方が、聞く人も自分も気持ちがよいはずです。

 日本人は素人芸に寛容な国ですから、昔から素人のど自慢に人気がありました。カラオケ・ブームも邦楽バンド・ブームもその延長上にあったと言えるでしょう。アマチュアとしての音楽の楽しさを通じて、メンバー間のコミュニケーション主体のバンドが多くなってきたのは、決して悪いことではありません。層が広がるということは、そこからビッグなものが生じる可能性が高まることを意味するからです。

 しかし、これだけでは、ポピュラー・ミュージック界にとっては、進歩でも何でもありません。みんなブランドのバックを持つ代わりに、ギターやベースを抱えているだけです。

 それでアーティストだと勘違いしないでください。スタジオのバイトをしようが、音楽業界の仕事をしていようが、それと「音楽で食べていける」こととはまったく別のことなのです。ちょうど、ファッションを身につけている人とそれを生み出している人との違いです。デザイナーの近くにいるだけで、デザイナーであるということはありません。

 音楽で自分を飾りたいのですか、それとも、音楽そのものを自分で作り出そうとしているのですか、そこをよく考えることです。

 

〇いつも心の中にステージを持ち音楽を奏でる

 

 最初はステージというものが、高いところにあって、毎回そこに何とか飛びついて頑張っています。そのうち、そこに立つのがあたりまえになって、あまり距離を感じなくなってきます。慣れてきます。それは、毎回、努力して全力を尽くしているうちに、背伸びをしなくても人に聞かせる演奏が充分にできるようになったことを意味します。余計な力を抜いて、自分の心を語るように歌っている人に思わず引き込まれるのも、その無理のなさ、自然なスタンスからくるものでしょう。ただ、常に創造的に挑まないと、すぐマンネリ化してしまいます。

 いつもいつもジャンプしなくては人前に出れないようだと、年を経るにつれて段々、疲れてきます。観客を集める努力も報いられなくなり、ステージのレベルも高くならなければ、そのうち飛べなくなる日がくるのです。

 それは、日常の中に音楽の世界を本当の意味でもつに至らなかったせいです。アーティストではなく、ただ単に音楽が好きな人に過ぎなかったわけです。

 本物のアーティストとは、ステージで音楽を演奏するだけの人ではありません。日常の生活の中に音楽を持ち、ステージの有無にかかわらず、いつも心の中で音楽を奏でている人です。

 その人が、心身一体となって感じているところに音楽があって、ヴォーカリストとしてのステージは、それを表現する場に過ぎません。ヴォイストレーニングも歌うことも、その手段に過ぎないとさえいえるのではないでしょうか。

「最強トレーニング」 Vol.18 

〇明るくさわやかに、元気を与える声

 

  • 基本トレーニング

1.「ありがとうございます」

2.「おはようございます」

3.「いかがでしょうか」

4.「いらっしゃいますか」

5.「よろしくお願い致します」

 

□チェックポイント

A.姿勢、身体 呼吸、フレーズ

  すくっと立ち、ゆっくりと呼吸を整えます。

B.顔の表情

  口と舌の運動を多めにしておきます。

C.発声、高低、強弱、トーン

  やや高めに入り、あわてずにしっかりといい切ります。

D.発音

  口角をややあげて、一つひとつの発音を少し意識的に区切ってみます。

E.声の表現法

  少し語尾を伸ばしてもよいでしょう。

 

〇ことばをはっきりさせよう

 

ことばがわからないといわれる人、もごもごと口のなかでこもってしまったり、ことばがはっきりとしない人、はしょったりする人がいます。

これを直すには、まず、口をしっかりと動かし、口の内を開けることです。そうしないと声は前にでてきません。

とはいえ、ことばをはっきりといおうとしてむやみやたらに口やあごを大きく開けすぎるのも、よくありません。口がパクパクするだけで、本来の声の持ち味を生かせなくなりがちです(もちろん、口やあごの運動、表情筋のトレーニングのときは構いません)。口先だけの、実際にはかえって使いにくい平べったい声になります。

 試しに口先はあまり開けずに、口の中を開ける感じで「アイウエオ」と、お腹を意識しながら声を出してみてください。少しこもった感じになるとは思いますが、口を開けているときより、口の奥の方でしっかりと響きませんか。できるだけ深い息、深い声を意識してください。

 身体からことばを発するというのが基本ということを忘れないでください。

 

〇発音をクリアにしよう

 

他の人に正確に伝わるには、明瞭な発音が必要です。それには、唇、あご、舌、喉(声帯)それぞれの運動と、それらのスムーズに連動した動きが必要となります。

しかし、話すときにこれらを同時に注意していたのでは、頭が痛くなってしまいそうです。余計な部分に力が入ってしまい、自然に動かすことができなくなりかねません。そこで、最初は別々にトレーニングします。

 自分の好きな文章を黙読します。次に黙読のまま、唇・舌・喉・あごを、やや大きめに動かしてください。文章の意味を考えながらメリハリをつけて読むと、効果的です。

 口の動きがつかめてきたら、今度は声を出します。少し遠くにマイクをおいて録音し、チェックしてみましょう。

後は、黙読、音読、録音、再生チェックをくり返し、不明瞭な部分を改善していきます。

 

〇ねちゃねちゃした感じが気になる人は

 

なんとなく舌がもつれたような、切れの悪いことばを発する人がいます。舌がうまく動いていないことが原因です。寝起きは、こういう声に近いでしょう。

口の中にものを入れて話すことをイメージするとわかりやすいでしょう。口が開かずに発音がはっきりしませんし、口の中に入っているものによって舌の動きが制限されているからです。お酒を飲むと、急にねちゃねちゃ度が増す人もいます。これも舌の動きの麻痺からです。また、舌を噛んだり、やけどすると、似た状態になることもあります。

 いずれにしても、ふだんから舌を動かすトレーニングをすることです。舌を動かす筋力が衰えていると、舌の機能を充分に活用することができないからです。

 

〇あなたも明日から“転声”できる

 

明るい人、さわやかな人、元気のよい人というと、誰を思い浮かべますか。声というのは、声だけでイメージするものではありませんから、きっと、こういう場合、表情や振る舞いが、明るい、さわやか、元気のよい人を思い浮かべるでしょう。声だけでしたら、声優さんやラジオのパーソナリティで、声しか知らない人で、考えてみるとよいですね。声のトーンや語り口が明るい、さわやか、元気がよいと、それぞれ微妙に違いますから、わかりやすいのではないでしょうか。

かつて、深夜放送にパーソナリティとして出て、世の中をアッといわせたのは、中島みゆきさんでした。まるで二重人格、ジキルとハイドのように、それまで暗く、悲しい歌声のイメージを、軽妙な語り口で一新したのです。声で自分を演出したり、変革できる一例です。

もっとも、象徴的なのは、選挙の前後ですね。当落によって、明-暗、さわやか-湿っぽい、元気-陰気、候補者も応援スタッフも、一転します。ということは、あなたも、明日から“転声”できるということです。

 

  • 口のトレーニング

1.口を大きく開ける

2.あくびをする

3.前歯をむき出す

 

  • 唇のトレーニング

1.唇を閉じて、パ・バ・マを発音します(呼気圧の高い順に)。

パピプペポ・バビブベボ・マミムメモを繰り返す

2.唇を閉じて、上下の唇を交互に前に突き出す

3.歯を合わせたまま、歯並びがすべて見えるように開き、閉じる

 

  • ことばをはっきりさせるトレーニング

・「イエアオウ」でのトレーニング

1.「イ」の口形で、「イエイアイオイウ」をいう。 (明るい「イ」の音でやります。)

(明るい方から暗い順に、「イエアオウ」となります。子音なら、tがイの位置にきます。)

2.「ガナタラバパ」をくり返す。(タラは、舌先で発します)

3.「バベビボブ、パペピポプ、マメミモム」をくり返す。

(声をのみ込む状態、奥の方でしゃべっているようなら、軟口蓋と歯にもってきて、唇を使う音で顔面にもってくるようにします。(バ、パ、マ行がよいでしょう)

 

■応用例文トレーニング

<会ったときのあいさつ>

1.「はじめてお目にかかります」

2.「お目にかかれて光栄です」

3.「お見知りおきくださいませ」

4.「ご挨拶が遅れましたが・・・・、××と申します」

5.「申し遅れましたが・・・・、××でございます」

6.「奇遇ですね」

7.「珍しいところでお目にかかりましたね」

8.「ごぶさたしております」

「銀河も空も世界を描く」 No.420

「銀河も空も世界を描く」

 

私たちが世界と呼ぶものは

脳が描きかえたあとの景色

私たちの瞳は ただの窓ではない

膨大な星屑から 見たいものだけを選び出す

 

大好きなお母さんの笑い声さえ

ありのままの音ではなく

いつもの あの人の声と

やさしく加工されて耳に届く

 

ある賢い人が

「人間がロボットのように見えることがある」という

それは身体が鉄でできているのではなく

私たちの心が決まった影絵しか見ないから

 

見ていない場所は この世に存在しない

夜の向こう側も机の暗がりも

意識にとまらないものは

銀河の外側へ消えていく

 

脳は外の世界を受け取らない

まだ来ぬ明日を先に描く

その下書きに合わせて

現実が形を変えて現れる

 

同じ空を見上げていても

その空は みんな違う

世界はひとつではなく

見つめる人の心の数だけ

今日もゆらいでいるのです

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